2017年10月4日9:00
台湾で独自のモバイルQR決済がスタートした。その名もTaiwan Pay。国の名前をつけた決済は珍しい。台湾財務省が主導したプロジェクトで、銀行がサービス主体となる。
Apple PayやAndroid Pay、Samsung Payなどさまざまなモバイル決済が登場しているが、これら海外勢に対抗するサービスとしてTaiwan Payを位置づけている。
台湾における海外モバイル決済サービスの利用者は2017年第2四半期で100万人を超えた。Taiwan Payは初年度600万人の利用者獲得をめざす。
現在新光銀行や日盛銀行、王道商業銀行など12行が参加。今後さらに13行が参加する予定だ。その他、郵便局やノンバンクにも働きかけ、海外展開も視野にいれている。