2017年11月29日9:00
欧州決済協議会が推進する単一ユーロ決済圏の即時送金(SEPA Instant Credit Transfer)が11月21日スタートした。24時間365日のリアルタイム送金ネットワークである。
英国は2008年に独自にファスタペイメンツを開始しているが、欧州全域で独自決済ネットワークが乱立するのを防ぐため、単一ユーロ決済圏をカバーする即時送金ネットワークを構築した。
SEPA加盟の34カ国間で、最大15,000ユーロ(約200万円)の銀行口座送金が可能。10秒以内というスピード送金だ。
すでにドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、オーストリア、ラトビア、エストニア、リトアニアの8カ国から600社の決済サービスプロバイダーが名乗りを上げている。