2017年11月27日7:00
Visa(ビザ・ワールドワイド)はこのほど、ナイジェリア女子ボブスレーチームを構成する3人の選手を「チーム・ビザ(Team Visa)」に迎えると発表した。3選手は現在、男子、女子を問わず、初のアフリカ代表として、オリンピック冬季大会ボブスレー種目に出場すべくトレーニングに励んでいる。ボブスレーのパイロットのセウン・アディグン選手、ブレーカーのヌゴジ・オンウメレ選手とアクオマ・オメオガ選手が一流陸上競技選手としての経験を生かし、ボブスレーの夢を追うという。
スキルを高めるための適切なトレーニング機器や貴重な氷上時間を利用できないため、ナイジェリア女子ボブスレーチームのメンバーは、テキサス州ヒューストンの雪のない場所で、木製のそりを使ってトレーニングを開始している。このそりは、「ザ・メイフラワー」と名付けられた。チームは、2018年平昌オリンピック冬季大会への出場を目指すことを決意した時、平昌に行くために必要な資金の調達を目的にクラウドファンディング・ウェブサイトを立ち上げた。同ページを見たVisaは、歴史に残る出来事を達成しようというその経緯と決意に感銘を受け、オリンピック冬季大会に向けたこのチームの道程を確固たるものにするよう支援することを約束したそうだ。