2018年1月26日9:00
保険会社アリアンツが投資を加速している。2017年1月10日、アメリカンウェル(American Well)へ5,920万ドルを投資した。
アメリカンウェルは2006年創業で、本拠はボストン。患者と医者をビデオで即座につなぐ遠隔診療サービスを提供している。これまで6回のラウンドで調達した資金は2.1億ドルだ。
サービス名称はアムウェル(AmWell)。医者と患者だけでなく、介護人や通訳、専門家をビデオ診療に参加させられるマルチウェイビデオ(Multiway Video)という機能が強み。最大8名まで参加可能。
アリアンツはアメリカンウェルへ資本参加することにより、保険に関わるトータルソリューションの提供をめざす。保険と遠隔診療を組み合わせたサービスは先進国だけでなく、新興国にも拡大する計画だ。