2018年4月5日19:29
ラクーンは、同社が提供するBtoB後払い決済サービス「Paid(ペイド)」において、小田急電鉄が新設した求人情報サイト「エンセンワーカー」に導入されたと発表した。
「Paid」は、企業間取引における後払い決済で発生する請求業務を全て代行し、未入金が発生した際も100%代金を支払うサービスとなる。一方、小田急電鉄は新宿を起点に、小田原や片瀬江ノ島を結ぶ鉄道会社となり、約100社のグループ企業では、運輸、流通、不動産サービスなどさまざまな事業を展開している。
今回「Paid」は、小田急電鉄が新設した求人情報サイト「エンセンワーカー」に、求人情報を掲載する企業・店舗向けの決済手段として導入された。「エンセンワーカー」は、小田急沿線に特化した求人情報サイトで求職者は最寄りの駅や通学経路の駅周辺などで自身に合った仕事を探すことができ、求人情報を掲載する企業・店舗は求職者に向けた求人が可能だ。
小田急電鉄は「Paid」導入によって、新規取引先に対する未回収リスクや請求業務の手間を負うことなく、企業間取引での「後払い決済」を提供することができる。小田急電鉄の取引先は「Paid」への支払いを「銀行振込」「口座引落」「コンビニ払い」という複数の支払い方法から選択できる。また、小田急電鉄は決済手段を「Paid」のみとすることで、「エンセンワーカー」における決済のオペレーションコストを最小限に抑えることができるとしている。