2018年8月30日9:00
調査会社のグローバルデータ(GlobalData)は、アジアパシフィックのEコマース市場について調査。2018年の市場規模は1.6兆ドルになると予測した。2022年には2.3兆ドルになるという。
2018年第1四半期の決済手段で最も多く利用されたのは、モバイル決済などのオルタナティブ決済。シェアは51%で、前年同期は49%だった。
クレジットやデビットカードの比率は28%とモバイル決済などの約半分。銀行送金は2017年第1四半期の13%から伸びて15%になった。
現金や小切手は2017年の11%から2018年第1四半期には6%に減少している。
中国に特化すると、Eコマースで最もよく使われているのはオルタナティブ決済で53%。このうちAlipayのシェアは41%と群を抜いている。ついでWeChat Payが7.1%だった。両者あわせて48.1%。
銀聯カードなどは27%とモバイル決済の後塵を拝している。銀行送金は15%、現金や小切手は5%だった。