2018年10月10日7:30
LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開する決済・送金サービス「LINE Pay」において、2018年10月9日から、ブライトテーブルが開発・運営するグルメコンシェルジュサービス「ペコッター」と連携し、同サービスの「LINE」アカウント(チャットボット)「ペコッターのはらぺこ君」のトーク上で「LINE Pay」を利用した支払いが可能になったと発表した。「LINE」のトーク上での「LINE Pay」決済機能導入は、初の事例となる。
「ペコッター」は、飲食店の予約をチャットで依頼すると代行してくれるサービスとなる。2015年からiOS版アプリでのサービス提供を開始し、2018年7月からは「LINE」アカウントでも同サービスを提供している。飲食店に直接電話をして予約をするため、依頼できるお店に制限がなく、当日の急ぎの予約でも依頼することができる。直近では、レストランで一緒に食事する相手をマッチングするアプリとの連携も発表し、予約サービスを強化している。
今回、「ペコッター」iOSアプリ版のみで提供されていた、購入すると他のユーザーよりも優先的に予約代行してもらえる“ごほうび”を「LINE」アカウント版でも提供開始するにあたって、決済手段として「LINE Pay」が導入された。「LINE」アカウント版でも、予約依頼時に表示される「LINE Pay」決済フォームで“ごほうび”を購入すると、優先的に予約対応をしてもらえる。料金は、iOSアプリ版同様、1対応につき240円(税込)。
なお、「LINE」のトーク上での「LINE Pay」決済機能は、福岡市での粗大ごみ収集受付用のLINEアカウントでも導入が検討されており、今後はユーザーがサービスを利用時に都度情報入力をする手間や時間を短縮するために「LINE Profile+」との連動も検討するという。