2018年10月18日21:49
ファミリーマートは、2018年11月より、スマートフォンの画面上に電子バーコードを表示させ、レジで決済ができるバーコード決済サービス「d払い」、「LINE Pay」、「PayPay」および、「楽天ペイ(アプリ決済)」をファミリーマートの一部店舗より順次開始すると発表した。全国のファミリーマート全店舗での開始は、2018年12月4日となる。また、2019年1月下旬を目途に、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」の取り扱いを開始する。
バーコード決済サービスは、スマートフォンをはじめ、モバイル端末に決済用のバーコードを表示させることで、商品代金を支払うことができるサービスだ。
ファミリーマートは、今回6種類のバーコード決済サービスの取扱いをすることで、コンビニエンスストアとしては最大規模の取り扱いとなるそうだ。さらに、「PayPay」「WeChat Pay」のバーコード決済が、全店舗で使用可能になるのはファミリーマートが初となる。
ファミリーマートでは、現金以外の決済手段としてクレジットカード、電子マネー、プリペイドカード、デビットカード、Apple Pay、ポイント払い(Tポイント)での決済が可能となっている。
ファミリーマートは、2016年8月より「Alipay」を170店舗で、さらに、2018年2月より「WeChat Pay」を98店舗で先行導入していたが、今回、訪日外国人観光客のさらなる利便性向上のため、多くの中国人観光客の訪日が見込まれる中国の大型連休「春節」(旧正月、2019年は2月2日~2月10日)に合わせ、全店舗で導入するという。