2018年11月12日9:00
香港金融管理局(HKMA)は、9月にローンチしたファスタペイメント(FPS)を使って電子マネーに入金するオートチャージ機能をストップした。入金不正が発覚したためである。
電子マネーには交通系のOctopus(オクトパス)のほか、AlipayやWeChat Pay、銀聯モバイルウォレットも含まれている。
被害にあった人は多く、被害総額は18万香港ドル(約260万円)。1人あたりの被害額の最高額は10万香港ドルだった。
原因は究明中だが、香港ID番号を含む個人データを盗まれた可能性が高い。就職で申し込んだデータが盗まれたようだ。これを使って電子マネーウォレットを作成。銀行口座から入金していた。