2019年3月8日19:20
オリエントコーポレーション(オリコ)と金沢中央信用組合(石川県金沢市)は、インバウンド対応強化を目的に、訪日中国人向け電子決済サービス「Alipay(支付宝)」および「WeChat Pay(微信支付)」の拡充に向けて業務連携を行うと発表した。
石川県は、アジアからの訪日リピーターが増加しており、2017年の外国人宿泊者数は対前年比114.5%の60万人となり、5年連続で過去最高を記録した。また、全国の2018年の訪日外国人旅行消費額は過去最高の4.5兆円となり、そのうち中国は34.1%の1兆5370億円とトップシェアを占めている。
オリコは、2016年8月から提供しているAlipayに加え、2018年10月からWeChat Payの提供を開始しており、モバイル決済サービスの拡充により、増加するインバウンド需要の取り込みに向けた支援を強化している。今回、金沢中央信用組合と業務提携し、取次ぎを受けたインバウンド需要のある取引企業に対して、Alipay、WeChat Payの決済インフラを提供する。