2019年5月22日18:50
全国にドラッグストア・調剤薬局を展開するココカラファインは、 PayPayが開発したシステムを利用し、2019年6月1日からモバイル決済サービス「PayPay」の取り扱いを、ココカラファイングループ約1,300店舗(ココカラファイン、 セイジョー、 セガミ、 ジップドラッグ、 ライフォート、 コダマ等)で開始すると発表した。
同社の店舗では、 店舗に設置されたQRコードをスマートフォンのカメラで読み取り、利用者自身が金額入力することで支払いが完了する「スキャン支払い」を導入する。利用者があらかじめスマートフォンにダウンロードした「PayPay アプリ」にチャージした残高などで支払いができる。
なお、ココカラファインは顧客利便性向上のためさまざまな取り組みを積極的に推進しており、その一環として店舗でのクレジット・電子マネー・ギフト券等での決済に対応している。また、ココカラファインの会員カードである「ココカラクラブカード」にはVisaプリペイド機能が備わっており、ココカラファインの店舗で買い物をすると0.5%(プリペイド優待デーは+1.0%)がキャッシュバックされる。これらの取り組みにより、小売売上に占めるココカラクラブカードのプリペイド決済比率は約20%超、キャッシュレス決済全体の比率は約40%に達している。今回、顧客のさらなる利便性向上のため、利用者が伸びる「PayPay」の取り扱いを開始することとなったそうだ。