2020年3月31日17:30
楽天ペイメントは、運営するスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」において、ロイヤルグループのロイヤルホールディングスが展開する全国の「ロイヤルホスト」「天丼てんや」など約460店舗にて、2020年7月末までに利用可能となると発表した。
ロイヤルグループの外食事業を担うアールアンドケーフードサービスが運営する「シズラー」「シェーキーズ」「ロイヤルガーデンカフェ」など32店舗では、3月31日より利用可能となり、対象店舗は順次拡大予定だ。
「楽天ペイ(アプリ決済)」は、楽天会員であれば簡単に登録済みクレジットカードや楽天銀行口座を登録して利用開始できるスマホアプリ決済サービスだ。利用者は、ロイヤルホールディングスが展開する各対象店舗での会計時に、「楽天ペイ(アプリ決済)」に表示されるバーコードを店舗側に読み取ってもらうだけで支払いができる。「楽天ペイ(アプリ決済)」を利用することで、楽天グループのポイントプログラム「楽天ポイント」を支払いに使うことができる。また、支払い元となるクレジットカードを「楽天カード」に設定すると、「楽天カード」のポイントを貯めることが可能だ。
なお、ロイヤルホールディングスでは、2014年4月から、楽天グループの電子マネー「楽天Edy」を導入しているほか、2019年2月からは、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」も導入し、対象店舗で利用できるようにした。2017年11月には、同社が運営する次世代型飲食店舗(GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町)に「楽天ペイ(実店舗決済)」を導入している。2019年12月には同2号店(GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川)において、楽天技術研究所が独自に研究開発した顔認証技術を応用し、「楽天ペイ(アプリ決済)」を活用した顔認証決済の実証実験を実施している。
また、ロイヤルグループにおいて食品事業を担うロイヤルでは、2017年4月よりインターネット・ショッピングモール「楽天市場」に「ロイヤルオンラインショッピング」を出店している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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