2019年9月5日19:40
大和証券グループ本社と、クレディセゾンは、両社が創業以来培ってきた金融ビジネスに関するノウハウと顧客ネットワークを相互に活用し、多様化するマーケットニーズに対して「次世代の総合金融サービス」を開発・提供し、「金融の未来」を創造することを目的に資本業務提携を行うことに合意したと発表した。
大和証券グループは、富裕層、高齢層を含むあらゆる層の多様なニーズに対応するための体制を整えており、また、強固な営業基盤や Daiwa Innovation Network などを通じてベンチャーネットワークを構築し、構造的に競争優位を維持できる IPO プラットフォームの確立を進めている。一方、クレディセゾンは、さまざまなビジネスパートナーとの協業を通じて約 3,700 万人 (グループ含む)のクレジットカード会員、特に小売業との提携やポイント投資のサービスにより、資産形成に関心が高い顧客を有しているという。また、法人・個人事業主向けカードの発行を通じた経費削減・業務効率化や売掛金の早期買取等によるキャッシュフロー改善サービスなど、企業に対するファイナンスサポートを行ってきた。
両社が協業し、顧客ネットワークの相互活用、及びオープンイノベーションを推進することにより、多様化する現代のマーケットニーズに対応可能な次世代の総合金融サービスを開発・提供できるとしている。また、長期的なパートナーシップのもと、両社で「金融の未来」の創造に向け、協働していくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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