シンガポールのSOCASHと新たな海外キャッシングサービス検討へ(JCB)

2019年10月17日8:40

ジェーシービー (JCB)は、シンガポールのスタートアップ企業であるSOCASH PTE.Ltdと、 カードを用いない新たな海外キャッシングサービスの検討に着手したと発表した。

SOCASHは、ATMへ行かなくても安全かつ便利に現金の引き出しができるプラットフォームを提供している。SOCASHが提供するアプリを利用することで、消費者はカードを使わずコンビニエンスストア等の小売店のレジでお金を引き出すことが可能だ。消費者は、 スマートフォンのアプリで出金したい金額を打ち込み小売店舗を選択し、レジでQRコードを提示・もしくは店舗のQRコードを読み取り、銀行がその取引をオンラインで承認することで店頭にて現金を受け取ることができる。

海外キャッシングサービスのイメージ(JCB)

SOCASHは、2018年3月のサービス開始から1年半で、人口560万人のシンガポールで利用者数は約13万人以上に達し、1,400の加盟店とのパートナーシップがあり、取引件数はサービス開始から累計で150万件以上となっている。同社は現在、マレーシア、インドネシア、香港やその他ASEAN諸国に拡大している。

SOCASHとの協業については、国際カードブランドとしてはJCBが初となる。JCBとSOCASHとの協業により、JCB会員は、SOCASHが提供するスマートフォンアプリ上にクレジットカード情報を事前登録することで、ATM以外の場所においてカードレスで海外キャッシングが利用可能となる。また、同キャッシングサービスで利用するスマートフォンアプリは、安全性を確保した認証方法を採用しているという。

利用場所については、街中でのスーパーマーケット・コンビニに加えて、主に観光客が利用するホテル等での利用についても検討している。現在、2020年春以降にJCB会員向けに海外でのサービスを開始できるよう検討を進めている。

この記事の著者

paymentnavilogo1

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

関連記事

ペイメントニュース最新情報

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)
現金とキャッシュレスの売上をリアルタイムに確認可能なIoTプラットフォーム「IoT Cube」/Pay BOX(飛天ジャパン)

BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP