2019年12月4日20:30
日本コンピュータ・ダイナミクス(NCD)は、QR コード決済対応の駐輪場精算システムを開発し2019年12月から自社管理物件を中心に順次導入していくと発表した。
専用のシステム「ES21 QR コード決済システム」を活用し、自転車を止めている駐輪番号を入力すると自動的に料金が表示され、好みの決済サービスを選択すると決済できるようになる。
ES21 QR コード決済システムは、駐輪場に設置された QR コードをスマートフォンのカメラやバーコードリーダー、対応マネーのアプリケーションで読み取ることで精算が可能になる。また、精算機内にカメラ等の設置が必要なく、QR コードを設置するだけで決済ができるという。さらに、QRコードを読み取れば自転車の近くで決済と出庫ができるようになるため、駐輪場所と精算機を往復する利用者の手間がなくなり、スピーディに精算と出庫が可能になるそうだ。
なお、初回導入は、「PayPay」、「LINE Pay」、「Apple Pay」、「GooglePay」、「Paidy 」、クレジットカードとなり、その後順次、「メルペイ」、「WeChat Pay」、「Alipay」、「atone」、「d 払い」、「Origami Pay」 に対応予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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