2010年11月15日14:40
ジェーシービー(JCB)は11月15日、若年層向けの新カード「JCB EIT(ジェーシービー エイト)」を開発し、インターネットからのオンライン入会限定で会員募集を開始したと発表した。
同社では、1992年に「ショッピングリボ払い」の取り扱いを開始して以来、ショッピング利用後リボ払い、事前登録型ショッピングリボ払いサービス「支払い名人」、業界初のリボ払い専用カード「あるとき払い型カード Arubara」を開発するなど、ショッピングリボ払いに関する各種サービスを提供してきた。ショッピングリボ払いの利用動向として、特に20代から30代の若年層の利用率が他年代に比べて高いことから、今回、若年層向けの新カード開発に至った。
リボルビング払い型の新カード「JCB EIT」は、主に学生や新社会人など流行に敏感な若年層向けのサービスを重視した、JCBカードの新ラインナップとなる。「8つ(EIGHT)の価値あるカード」をコンセプトとし、「WEB明細自動登録でエコ」「JCB自社発行初の縦型で選べるスタイリッシュなデザイン」「年会費永久無料」「ポイント2倍」「海外旅行傷害保険」「ショッピングガード保険」などの特典を付帯している。カードデザインはストライプ、チェック、ドットの3種類。ストライプカードには「QUICPay」の機能を搭載している。
インターネットからのオンライン入会に限定し、WEB上の各種チャネルを活用して会員募集を行う。また、「カードご利用代金明細書」の郵送は行わず、WEB明細サービス「MyJチェック」へ自動で登録するなど、インターネット環境を前提としたカードとなっている。
JCBの若年層向けカードとしては、2009年8月に発行を開始した29歳以下限定カード「JCB CARD EXTAGE(エクステージ)」「JCB GOLD EXTAGE(ゴールド エクステージ)」があるが、多様な若年層のニーズに応えるため、ラインナップを拡充した。「JCB EIT」は1年間で2万人の入会を目指す。