2019年12月10日14:20
ジェーシービー (JCB)は、カルフォルニアのスタートアップ企業Paystand Inc(本社:米国)と決済ソリューションの構築に関する覚書(MOU)を締結し、日本の中小企業を対象とした新たなB2B決済ソリューションサービスの検討に着手したと発表した。
Paystandは、ブロックチェーンを活用し低コストかつシンプルなBtoB決済プラットフォームを提供している。
2019年10月の消費増税に伴い軽減税率制度が導入され、税率ごとに区分した経理処理・申告が必要となったほか、 2023年10月からはインボイス制度(適格請求書等保存方式)が導入される予定だ。こうした業務処理の複雑化に伴い、B2B決済市場においても今後デジタル化およびキャッシュレス化に対するニーズがさらに高まっていくことが見込まれる。JCBとPaystandは、こうした業務処理の複雑化に対応した便利かつ低コストなB2B決済プラットフォームの提供を行うことで、サプライヤーおよびバイヤー双方にとってメリットのある決済サービスの実現を目指すとしている。
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ペイメントナビ編集部
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