2020年2月20日19:06
エムティーアイは、金融機関の口座と直結したQRコード決済サービス「&Pay(アンドペイ)」において、山梨中央銀行と連携し、2020年2月25日より一般消費者向けにサービスの提供を開始すると発表した。
山梨県内の銀行として最大の顧客基盤を持つ山梨中央銀行と連携した「&Pay」を提供し、手数料1.8%と売上の翌日入金によって、山梨県のキャッシュレス化を加速させ地域経済の活性化を推進していきたいとしている。また、県内で携帯電話ショップ22店舗を運営するフォネットの協力のもと地元店舗の導入を図るそうだ。
エムティーアイと山梨中央銀行は、「&Pay」によるキャッシュレス決済の利便性・有用性を検証するため、2020年1月末から、山梨中央銀行の2カ所の行員食堂にて試行運用を行っている。これまで、現金のみ利用可能な券売機では、消費増税の影響などもあり、釣銭切れが発生するなど、利用者に不便な状況が続いていたという。しかし、「&Pay」を活用することで、口座直結型のためチャージなどの手間がかからず、利用者はスムーズな決済が可能となり、行員食堂の運営の効率化などにつながったとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト