2010年11月25日9:00
景気低迷で米国の消費は冷えきっている。ギフトカードもその影響を受けているに違いない。
国際ブランドつきギフトカードはいざ知らず、ハウス型ギフトカードはきっと利用が激減しているという見方が一般的であった。
ところがどっこい、ハウス型ギフトカードも元気がいい。
ファーストデータが10月におこなった調査によると、新規ギフトカード購入金額は2.7%の伸び。利用金額は7.4%の伸びだった。
伸びを主導したのはファストフードと専門小売業。特にファストフードの新規購入金額は16.9%増だった。利用は43.8%とすごい伸びとなっている。
逆にカジュアルダイニングは厳しい。利用は6.7%と伸びたものの、新規購入はマイナス3.1%だった。
ファーストデータの調査は実データに基づいた統計。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。