2020年3月10日18:35
ジェーシービー(JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナルは、中央アジアのキルギス共和国の大手商業銀行OJSC Kyrgyzkommertsbank(本社:ビシュケク、キルギスコメルツ銀行)と、同行のカード加盟店・ATMにおけるJCBカードの取り扱いについて合意したと発表した。同行は、JCBにとってキルギスで初めての提携先となる。
キルギスは、中央アジアの内陸国で、天山山脈やパミール高原を抱える山国となる。古くはシルクロードの交易ルートが通り、オアシス都市や遊牧民族の国家が栄えた歴史を持っている。同国には、JCBカード発行が拡大している中国やロシアから、多くの渡航者が訪れているそうだ。
キルギスコメルツ銀行は、カード業務へも注力している金融機関で、特に大手ホテルや飲食店など、渡航客の利用の多い店舗での加盟店ネットワークを有している。
今回の提携により、2020年末からキルギスの主要都市に広がる同行のカード加盟店・ATMにてJCBカードの取扱いが開始される予定で、同国におけるJCBカードの利便性が向上するという。
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ペイメントナビ編集部
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