2020年3月18日8:00
決済代行事業者のペイジェントは、2020年3月18日よりパスモより提供されるモバイルPASMOに対し、NTTデータと連携し、決済機能の提供を開始すると発表した。
昨今のスマートフォンを中心としたモバイル端末の普及率拡大やキャッシュレス化の加速に伴い、スマートフォンを軸とした決済サービスの重要性は高まりを見せている。一方で、スマートフォンサービスやインターネットバンキング等における不正取引は増加傾向にあり、不正アクセスの手口も高度化しているため、さらなるセキュリティの強化が必要となっている。ペイジェントではNTTデータと協力し、モバイルPASMOにおける、よりセキュアなスマホ決済を実現するとしている。
ペイジェントが提供しているモバイルPASMO決済システムに加え、NTTデータは「CAFIS Pitt」によってスマートフォンアプリにおける3-Dセキュア認証を用いたクレジットカード番号登録機能を提供することで、クレジットカードの不正登録を防止する。さらに、「CAFIS Brain」により、各取引に対して、デバイス情報および取引情報を用いてクレジットカードの不正利用を検知するとしている。
なお、モバイルPASMOは、対応端末にモバイルPASMOアプリケーションをインストールすることで、カード式PASMOと同様に、電車やバスの交通利用や電子マネーで買い物ができる。
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ペイメントナビ編集部
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