2010年11月25日17:57
丸井グループと楽天株式会社は11月25日、eコマース事業などにおける業務提携について合意したと発表した。
業務提携に伴う具体的な施策として、12 月中旬を目処に、丸井の自主企画プライベートブランド商品(PB)を中心に人気のアイテムを販売することを目的に、「楽天市場」上に丸井のオフィシャルショップを出店する。また、楽天市場に出店している人気のアパレルショップが、丸井の店舗内のイベントスペースや丸井が定期的に開催している店外催事に出店することを両社でサポートするなど、イベントなどの共同企画・運営を実施する予定だ。
さらに、楽天グループのビットワレットが運営するプリペイド型電子マネー「Edy」を利用した際に、エポスカードが運営する「エポスポイント」が貯まるサービスを、2011 年1月中旬を目処に提供を開始。所定の登録手続きをしたおサイフケータイでEdy を利用することで、日々の買物でも、「エポスポイント」が付与されるようになり、顧客のポイント獲得機会が増加することが期待できる。同時に、エポスカードのクレジット機能を使ったEdy チャージ(クレジットカードチャージ)のサービスも開始。なお、エポスカードからEdy をチャージした金額もエポスポイント付与の対象となる。
上記のような取り組みにより、約410万人のエポスカード会員へのサービスをさらに向上させると同時に、エポスカード会員のEdy利用機会の増加が期待できる。
両社では顧客の買物スタイルに合わせ、ネットから店舗へ、店舗からネットへの相互送客を進めるとともに、eコマースや金融サービスをはじめとして、多角的に連携を図るという。