2020年5月12日11:00
GMOイプシロンの連結会社であるGMO医療予約技術研究所(GMO医技研)は、医療特化型予約管理システム「メディカル革命 byGMO」において、2020年5月7日から、新型コロナウイルスの感染防止対策のための「新型コロナウイルス対策専用プラン」を無償で提供開始すると発表した。
同プランは、オンラインでの診察予約や、診察順が近づくと知らせてくれる機能などを備えた予約管理システムを医療機関が構築・運用できるもので、2021年4月30日までの期間無償で使用できる限定プランとなる。
GMO医技研では、医療機関における新型コロナウイルスの感染防止対策を支援するべく、医療機関向け予約管理システム「メディカル革命」において、WEB予約や診察の呼出し機能などの4機能・サービスを「新型コロナウイルス対策専用プラン」として、期間限定で無償提供する。
「WEB予約機能」は、WEBサイトで24時間いつでも予約登録・変更・キャンセルすることができる機能だ。「呼出し機能」は、診察の順番が近づいた患者へ、メールやアプリを通じて待合室への呼び出しができる機能だ。「おまとめ診察券 byGMO」は、専用アプリ「おまとめ診察券」との連携により、予約登録・変更・キャンセル、来院時の受付、支払いをスマホ1つでスムーズに行えるようになる。「クレジット決済連携」は、診療後の支払いをクレジットカードで決済できるサービスと連携する機能となる。
患者は、来院時の受付や支払いをスマホ1つで行うことができる。スマホでの支払いは、クレジットカードでの決済が可能だ。診察券や現金の受け渡しといった場面をなくすことで、モノを介しての感染の防止対策になる。また、通常の「メディカル革命」導入では、訪問にて課題のヒアリングを行い、各医療機関に最適化した後に実装する流れとなるが、同プランでは申し込みから設定までをすべてオンラインで行うことで、感染リスクのある対面での対応を省いている。さらに、医療機関側で設定を行えるよう、手順やよくある質問をWEBサイトで案内する。
GMO医技研は、これにより医療機関の待合室における患者の「3密(密閉・密集・密接)」の回避を促し、患者・医療従事者双方の新型コロナウイルス感染リスクを低減できればと考えているそうだ。