PCI DSSにおいて外部の脆弱性スキャンを行うASVが集い情報交流(JCDSC)

2012年1月27日8:30

国際カードブランドの5社が定めたペイメントカードのセキュリティ基準「PCI DSS」の普及に向けて取り組む日本カード情報セキュリティ協議会(JCDSC)は、2012年1月26日、京セラコミュニケーションシステムにおいて「ベンダー部会」を開催した。

PCI SSCから公開されている「ASVプログラムガイド」をもとにASVの要件を説明する日本オフィス・システム 営業統括 森大吾氏

ベンダー部会は、国内のPCI DSSに関するソリューションや製品を提供するベンダーが集まり、12要件のテーマを絞り、各社から説明を行っている。またQSAからの最新情報、トピックなどを紹介してもらい、PCI DSSの基準や製品に向けての見識を深める狙いがある。

今回は、「PCIDSS要件11.2、内部および外部のネットワークスキャン」をテーマに開催。PCI DSSの11.2では、内部および外部ネットワークの脆弱性スキャンを少なくとも四半期に一度行うことが求められている。また、脆弱性スキャンはPCI DSSの運営組織である「PCI SSC」によって資格を与えられた認定スキャニングベンダー(ASV)によって実行される必要があると要件11.2.2に記載されている。

JCDSCの会員企業の中には、ASV認定のベンダーが数多く名を連ねている。部会では、日本オフィス・システム 営業統括 森大吾氏が、PCI SSCから公開されている「ASVプログラムガイド」をもとにASVの要件を説明した。続けて、京セラコミュニケーションシステム、NTTデータ先端技術、三和コムテックおよびトッパンエムアンドアイ、TIS(旧ソラン)、日本オフィス・システム、ベライゾン ビジネス、NRIセキュアテクノロジーズ、SCSK(内部N/Wスキャン)の順に各社サービスの紹介を行った。

今回は、国内ASVのほとんどが集まり情報の共有を行った国内初の機会となり、有益かつ注目度の高いベンダー部会となった。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP