2010年12月14日0:21
セイコーエプソンは12月13日、米国E Ink社製をはじめとした中・小型のセグメント表示方式の電子ペーパーディスプレイ駆動に最適なドライバーを内蔵した、16ビットマイクロコントローラー「S1C17F57」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。サンプル価格は1個1,000円(税別)、量産出荷は2011年5月より月産100万個で開始する予定だ。また、S1C17F57と併用することでセグメント表示容量を拡張させることができる低消費電力ドライバーIC「S1D14F50シリーズ」も同時に開発し、サンプル出荷を開始している。電子ペーパーディスプレイは、液晶に代わる表示媒体として、電子書籍端末や電子タブレット製品などへの搭載をはじめ、電子タグ、スマートカードなど中・小型表示のアプリケーションとしても注目され、市場の拡大が進んでいるという。