2021年3月5日18:51
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は、2021年3月5日に、スマートフォン用アプリ「Osaka MaaS 社会実験版」の配信を開始した。同アプリの配信を皮切りに、大阪の都市型MaaSを進めるという。
スマートフォン用アプリ「Osaka MaaS 社会実験版」は、2021年3月30日から運行開始を予定しているオンデマンドバスの予約・決済機能を備え、運行開始に先立って配信する。また、Osaka Metroを含む関西2府4県で運行するさまざまなモビリティを用いた経路検索が行える。
オンデマンドバスは、定時運行の路線バスとは違い、利用者に乗車日時や乗降場所を指定してもらうことで、利用者のニーズに応じて運行する乗り合いバスとなる。2021年3月30日から社会実験として生野区及び平野区で運行を開始する予定だ。利用者は、アプリ上でクレジットカード決済が可能となる(車内での現金支払いも可能)。また、利用者の好みに合わせた沿線地域のおすすめスポット、目的地と連携した店舗情報の紹介など、近日中に機能を充実さえる
なお、社会実験の結果を踏まえてさらにバージョンアップしたアプリ「Osaka MaaS」のリリースを予定しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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