2021年3月31日18:22
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社であるTマネーは、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」サービスを利用して、7,000万人のT会員に向けた「T NEOBANK」を2021年3月31日より開始したと発表した。
「T NEOBANK」は、「NEOBANK」サービスを通じて提供可能となったもので、Tマネーは、住信SBIネット銀行と連携して、①預金機能(円貨預金、外貨預金など)、②決済機能(ATM入出金、振込、振替など)、③融資機能(カードローン、住宅ローンなど)の銀行サービス等を主にスマートフォンで提供していく。
T会員は「T NEOBANK」アプリをダウンロード後、専用の住信SBIネット銀行口座の開設を完了すると、預金、振込や借入といった銀行サービスをアプリで利用可能だ。また、キャッシュカードに代わってアプリでATMを利用できるほか、銀行取引に応じてTポイントを貯めることができ、手持ちのTポイントを使ってスポーツくじの購入や、カードローンの金額指定返済が可能だ。今後、Tポイントを活用できる銀行機能・商品を順次追加していく予定だという。
口座開設方法は、①T NEOBANKアプリをダウンロードし起動、②規約に同意し、Tポイント利用手続き、③利用者情報を入力、④口座開設受付完了メールから「スマホで本人確認」に進む、⑤本人確認情報を入力し、本人確認書類・顔などを撮影、⑥口座開設完了、という流れとなる。
利用者は、全国のセブン銀行またはローソン銀行ATMで引き出しが可能だ。また、ATMの利用手数料は月1回まで無料となる。キャッシュカードは発行せず、ATM取引にあたっては、T NEOBANKのアプリが必要だ。
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ペイメントナビ編集部
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