2021年4月26日19:41
みんなの銀行は、マネーフォワードと協働し、2021年5月下旬に予定しているみんなの銀行のサービス提供開始に合わせて、みんなの銀行スマートフォンアプリで、他の金融機関口座・クレジットカード・電子マネーの資産/入出金履歴を一元的に管理できる「レコード機能」を提供すると発表した。銀行アプリ内において、ハッシュタグやグラフといったユニークなデザインでお金の管理を実現するのは国内銀行初の取り組みだとしている。
今回、マネーフォワードとの協働により、同社のアカウントアグリゲーション技術を活用して、銀行やクレジットカードなど1,300以上の金融機関・金融関連サービスと連携することで、レコード機能の提供が可能になった。レコード機能により、同アプリで他行口座なども含めたお金の出入りを一元的に可視化・管理できるようになることで、お金の管理の煩わしさを解消するとともに、自分の資産の状況がタイムリーに分からないという不安を払拭することを目的にしている。また、その場で不足分の借入や余剰資金の貯蓄なども行うことができるフリクションレスな体験の提供も目指す。
特徴として、他の金融機関・クレジットカード・電子マネーなどを連携し、資産/入出金履歴を一元管理することが可能だ。他行の預金残高や入出金明細、クレジットカードの明細・引落予定額、交通系ICカードの利用履歴などの情報も、同アプリで確認・把握することができる。
また、取引明細に、メモ代わりにハッシュタグ(♯)を付けて分類したり、グラフで毎月のお金の動きを見れるようにすることで、ライトなお金の管理を実現する。ハッシュタグは、「仕事」「家族」「ランチ」など自由につけることができ、ライフスタイルに合わせて活用可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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