2021年6月1日6:50
パルコとCAMPFIREが共同運営する購入型クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」は、再度の緊急事態宣言の延長に伴い、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達をサポートする「新型コロナウイルスサポートプログラム」のエントリー受付期間を2021年6月30日まで延長すると発表した。
同プログラムに適用となったAll-in、およびAll-or-nothingのプロジェクトは、 サービス手数料が通常12%のところ0%となり、決済手数料5%のみでクラウドファンディングが可能となる。
同プログラムを実施していた2020年2月28日から現在までに資金調達を開始した事業者は4,924件、支援者数は延べ91万人、集まった支援総額は108億円を超え、さまざまな事業者・支援者双方に利用されているという。また、1社あたりの平均調達額は約221万円となり、公的資金や融資などと比べても遜色のない金額がスピーディに流通しているそうだ。
今回、緊急事態宣言が延長され、コロナ禍の影響が長期化する中、いまだ厳しい事業環境を強いられている飲食店、宿泊観光事業者、レジャー施設等へ一円でも多くの資金を届けるべく、今回プログラムの再延長に至った。
2021年6月30日13時59分までにフォームからエントリーし、2021年7月15日13時59分までにプロジェクトページ作成後の初回申請を行い、2021年7月30日13時59分までに公開したAll-InおよびAll-or-Nothing方式のプロジェクトについては、 支援金振込時に掛かるサービス手数料が通常12%のところ0%でクラウドファンディング実施が可能となる。なお、手数料負担の内容は予告なく変更・終了となる場合がある。
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ペイメントナビ編集部
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