2021年6月24日16:43
みちのりグループの岩手県北バスは、2022年春にサービスを開始する地域連携ICカードの名称・デザインを発表した。岩手県内の「IGUCA」と、青森県八戸圏域の「ハチカ」となる。
「IGUCA」は、岩手県北バスが運行する岩手県内のすべての路線バスが利用対象となる。同じ地域内での交通事業者間の共通サービスの実現についても検討していく。また、盛岡Value Cityから発表している、MORIO-Jポイントから岩手県北バスの交通ポイントに交換できるサービスも予定しており、地域活性化に向けた連携も進めていく。
青森県八戸圏域の「ハチカ」は、公営と民営のバス事業者が協力してエリア全体で導入する初めてのケースであり、交通ネットワークとしての利便性向上が期待できるとしている。
みちのりグループでは、2021年3月に関東自動車(栃木県)にて、地域連携ICカードを導入しており、今回の岩手県北バスの岩手県内/八戸圏域でのリリースはそれに続くものとなる。
地域連携ICカードは、バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、Suicaエリア(およびSuicaと相互利用を行っているエリア)で利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが、1枚で利用可能な2in1カードだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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