2022年12月19日19:39
みちのりホールディングス(みちのりHD)、岩手県北自動車(岩手県北バス)、福島交通、会津乗合自動車(会津バス)、茨城交通、なの花交通バス(なの花交通)、ジェーシービー(JCB)、小田原機器は、高速バス車内におけるキャッシュレス決済の利用可能ブランドを拡大し、新たにJCB、American Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済を利用できるようになると発表した。Diners Club、Discoverのバス車内での利用は全国初の事例となるそうだ(カード発行会社による)。
みちのりグループでは、バス車内におけるタッチ決済、QRコード決済を日本で初めて導入するなど、キャッシュレス決済への対応を積極的に進めてきたという。
なお、福島交通、会津バスの路線ではJCB、American Expressは先行して2022年9月より利用可能だ。岩手県北バスのサービス開始日は決定次第発表する。
これにより、利用いただけるキャッシュレス決済の種類は、JCB、American Express、Diners Club、Discover、Visaの各タッチ決済となる。また、QRコード決済は、PayPay、Alipay、LINE Pay、楽天Pay、J-Coin Payに対応する(なの花交通ではLINE Pay、岩手県北バス、茨城交通ではJ-Coin Payは利用できない)。
同サービスでは、高速バス車両の乗降口にタブレット端末を設置し、「タッチ決済」か「QRコード決済」かいずれかを選択し決済を行う。そのほかの外付けのデバイスを不要としており、バス車内でのコンパクトな端末設置を実現しているそうだ。また、途中停留所から乗車する人の現金準備や両替の負担を軽減し、スムーズに乗降できるとともに、各キャッシュレス決済が展開する還元やポイントなどにより、お得に利用可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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