2021年7月15日8:10
りそなホールディングス(りそなHD)、NTTデータおよび日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は、 デジタル分野におけるオープン・イノベーションの実現に向けて、2021年7月14日に「金融デジタルプラットフォームの共創に関する覚書」を締結した。
金融デジタルプラットフォーム構想では、従来の枠組みに囚われず、さまざまな企業に利用してもらえるオープンなプラットフォームの提供を目指す。地域金融機関や一般事業法人等の利用企業は、金融デジタルプラットフォームを活用することで、革新的なテクノロジーを有する企業が持つ多種多様なサービスを利用することが可能になるとしている。また、機能提供を行うFinTech企業等にとっては、自社の機能・サービスを幅広い金融機関等を通じて日本全国へ展開することが可能だ。
りそなHDでは、中期経営計画において「デジタル&データ」「デザイン思考」「オープン」を成長のドライバーとして掲げ、API連携などの戦略的な活用を通じて本格的なシステム統合を行うことなく独自の商品・サービスを地域金融機関へ提供する金融サービスのオープンプラットフォーム化を推進している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト