2011年1月21日17:29
出雲観光協会とイオンは2011年1月21日、出雲市全域の観光振興、環境保全および地域の発展を目的とした提携について合意したと発表した。同提携の第一弾として、2月下旬からイオンの電子マネー「WAON」に、縁結びの神・福の神として名高い出雲大社をデザインした「出雲路縁結びWAON(出雲)」を発行する。同カードの表面には、出雲地方が誇る「縁結び」を冠し、現在「平成の大遷宮」が行われている国宝出雲大社御本殿、裏面には出雲大社の象徴である日本最大級の大注連縄を配している。
イオンは、WAONを地域の活性化や観光振興などに役立ててもらう取り組みを全国各地で進めており、出雲路縁結びWAON(出雲)が23枚目の地域WAONカードとなる(内16枚が利用金額の一部を寄付するカード)。同カードが全国9万5,500箇所のWAON加盟店で利用された場合、売上金の一部を、「日本の心のふるさと出雲応援基金」とトキの飼育を機に2010年12月に創設された「出雲市トキとの共生まちづくり基金」へ寄付することで、出雲市の歴史文化資源の保存・活用や出雲の魅力の全国発信など観光振興、トキをシンボルとした環境保全に役立ててもらうという。