2011年3月10日17:29
長野県松本市とイオンは2011年3月10日、松本市の観光振興や環境保全活動、松本市の物産品の販売促進を目的とした提携について合意したと発表した。同提携の第一弾として、4月1日にイオンの電子マネー「WAON」に松本城をデザインした「城下町まつもとWAON」を発行する。
城下町まつもとWAONは、カードの表面に松本市が誇る国宝松本城を冠し、裏面には、なまこ壁の土蔵が立ち並ぶ時代をさかのぼったような風景と個性豊かなお店が並ぶ「中町通り」を配している。イオンは、WAONを地域の活性化や観光振興などに役立ててもらう取り組みを全国各地ですすめており、城下町まつもとWAONが31枚目の地域WAONカードとなる(うち25枚が利用金額の一部を寄付するカード)。
同カードが、イオンの店舗やファミリーマート、マクドナルド、吉野家など全国10万2,500箇所にのぼるWAON加盟店で利用された場合、その売上金の一部をイオンから「美しいまち松本づくり基金」に寄付することで、松本城を中心とした美しいまち松本のまちづくりに役立ててもらう。
カードの発行場所は長野県のイオンリテールの12店舗、マックスバリュ長野の10店舗の合計22店舗で販売開始し順次拡大予定。初年度5万枚の発行を見込んでいる。