2021年10月20日16:56
LINEとスターバックス コーヒー ジャパンは、生活者の暮らしに溶け込むサービスとして定評のある、スターバックスの「モバイルオーダー&ペイ」をLINEユーザーに対象を広げ、利便性の高い新たなデジタルサービス「LINE Starbucks Order & Pay(LINEスターバックスオーダー&ペイ)」の提供を2021年10月21日から、千葉県内のスターバックス全店となる約100店舗で開始すると発表した。このLINEスターバックスオーダー&ペイは、事前にスターバックスのLINE公式アカウントから注文、LINEスターバックスカードで決済することで、レジに並ばずに店舗で商品を受け取れるスターバックスとLINEが協業して実現する、新モバイルオーダーサービスだ。
2018年12月、LINEとスターバックスは、デジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的に、包括的な業務提携を締結した。その一環として2019年4月からスターバックス「LINE公式アカウント」を開設し、LINE上からスターバックス カードが発行できる「LINEスターバックス カード」の提供も開始。約2年半で、LINE公式アカウントの累計友だち数は、750万人に達し、LINEスターバックス カードの発行数は230万枚を超えたそうだ。これらを基盤とした「LINEスターバックスオーダー&ペイ」を新たに導入することで、利用者にとってさらにシームレスで付加価値のあるスターバックスでの購買体験を届けるという。
スターバックスでは、2019年6月から、スターバックスの公式モバイルアプリやWEBから事前に注文と決済を完了する、今回導入するものと同じ形式の自社サービス「モバイルオーダー&ペイ」を展開しており、現在では、全国の店舗やドライブスルーレーンで利用が可能だ。スターバックスとLINEが業務提携を開始した初期段階より、LINE上でもモバイルオーダーを求める声は多く、また昨今のライフスタイルの多様化、そして、衛生意識の高まりからもキャッシュレス、非接触サービスの利用意向は加速度的に高まっているとした。LINE上ですべてが完結し、トークを通じて商品の出来上がりを知ることができる。また、ドリップ コーヒーを購入時にOne More CoffeeのeTicketが発行されるが、スターバックス公式アカウントでもeTicketが通知される予定だ。なお、LINEスターバックスオーダー&ペイをご利用してもらうことで、スターバックスのロイヤルティ プログラム「Starbucks Rewards(スターバックス リワード)」のStar(スター)も集まる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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