2021年11月15日16:35
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、肥後銀行を中核とする肥後銀行グループと業務提携し、個店のキャッシュレス推進やDXに向けたTMNのプラットフォームサービスnextore(ネクストア)が、 今後肥後銀行グループにより熊本地域の企業や個店に対し拡販されると発表した。TMNと地方金融機関との取組みは岐阜の大垣共立銀行に続き2行目となるそうだ。
TMNと肥後銀行グループは熊本地域のキャッシュレス推進に向けた取り組みを共同で推進してきており、2021年3月に熊本市に対しマルチ決済プラットフォームの提供を開始し、 4月には熊本地域振興ICカード「くまモンのICカード」をTMNが国内で初めてクラウド化したという。
今回、TMNは、地場企業を下支えする地方金融機関を介して提供するサービスnextoreに、「くまモンのICカード」対応機能を追加して、肥後銀行グループに対して提供を開始した。
nextoreは、 店舗運営に必須である“決済”を中心としたサービスを、金融機関やPSP事業者(Payment Service Provider)の商材向けにプラットフォーム化したサービスとなる。金融機関などが小売店や飲食店、クリニック等の中小規模事業者へ提供することでデジタル化の支援が可能だ。nextoreのサービス利用にあたり、さまざまな決済を1台で実施できるマルチ決済端末「UT-P10」と、加盟店本部および店舗の業務PCがシームレスにつながる管理用WEBサイト「nextoreWEB」を提供している。今後は、非決済領域のアプリケーションの実装も予定しているそうだ。