2021年12月7日16:44
リクルートと、三菱UFJ銀行が共同出資するリクルートMUFGビジネス(RMB)は、決済ブランド「COIN+」の決済手数料は、ポイント還元分の負担を除き0.99%(税抜)を実現したと発表した。2021年12月7日から、デジタル口座管理ができ、「COIN+」による決済機能も備えるアプリ「エアウォレット」がダウンロード開始となり、また、「COIN+」は、良品計画のアプリ「MUJI passport」とのOEM連携が決定したという。2022年春より、「MUJI passport」に「COIN+」の機能が備わり、「無印良品」約250店舗で利用可能となる予定だ。
エアウォレットは、送金に加え、銀行口座との入出金が無料のため日常生活で使用するお金を管理・送金できる機能に加えて、「COIN+」を組み込んでいるためQR決済機能を備えている。利用者は「COIN+」加盟店にて、デジタル口座内のお金で会計できる。
RMBはリクルートと三菱UFJ銀行の共同出資で運営されているため、銀行直結型による中間決済ルートの可能な限りの省略を実現。0.99%の手数料での提供を可能にした。さらに、「COIN+」は、決済手数料からポイント負担分を除き、さらに手数料を抑えたそうだ。
「COIN+」は、他社とのOEM連携も進めていくという。企業や店舗が持つ自前の会員アプリに「COIN+」を組み込み、決済機能を提供する。ユーザーは、割引クーポンなどを提示していた会員アプリを使って、そのまま決済可能になる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト