2011年2月6日9:00
Amexが急回復している。2010年の実績をみると、最終利益が40.57億ドルで前年対比90%の伸びとなった。
カード部門だけをみると、カード取扱高は7,133億ドル、約60兆円で前年対比15%も伸びた。米国内の伸びは13%、それ以外の伸びが19%と大きかった。比率でいうと米国67%に対し、それ以外が33%となっている。
カード発行枚数は前年対比4%伸びて9,100万枚。米国内は変化なく、米国以外で8%伸ばした。カード発行では米国が54%、それ以外が46%だ。
会員ひとりあたりの年間利用金額は、13,259ドルで前年より18%も伸びている。Amexが狙う富裕層の景気回復が進んでいるからだろう。
加盟店手数料率は2.55%で前年の2.54%から1ベーシスポイントアップしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。