相鉄ビルマネジメントのショッピングセンター共通ポイントを支援するトリニティ アプリ対応に加え、ポイントシステム統合で全11施設での利用が可能に

2022年3月1日8:10

 

相鉄ビルマネジメントが運営するジョイナスでは、2015 年の大規模リニューアルを機に、ポイントシステムを導入した。既存のクレジットカード決済端末にトリニティのポイントシステムを活用することにより、コストを抑えながら、セキュリティが高く操作性に優れたシステム構築を実現。現在、ジョイナステラス二俣川、相鉄ライフ二俣川店を加えた3 店舗で稼働しており、総売上高の半分をジョイナスポイントカード会員が占める。データの分析結果をもとに、ポイントをフックにしたキャンペーンなどを展開。顧客との関係強化や購買活性化につなげている。4 月からは相鉄ライフ7 施設と港南台バーズのポイントシステムも統合され、全11 施設での利用が可能になる。(カード決済&リテールサービスの強化書2022 トリニティ【PR】)

相鉄ビルマネジメント 管理・運営担当チーフ
山﨑弘行氏

現在有効会員数約35万人、アプリにも対応
利用施設を相鉄ビルマネジメントの
ショッピングセンター内に順次拡大

横浜駅西口のショッピングセンター、ジョイナスは、2015 年12 月に大規模なリニューアルを実施。これを機にポイントシステムを導入し、ジョイナスポイントカードの発行を開始した。入会費・年会費は無料。100 円の買い物で1 ポイントが付与され、1 ポイント=1 円として、500 ポイントごとに施設の買い物に充当できる。

横浜駅直結の大規模ショッピングセンター「ジョイナス」

2018 年4 月にオープンしたジョイナステラス二俣川にも同システムを導入。また、系列商業施設の相鉄ライフ二俣川店にも導入し、計3施設で共通利用できるようになった。2020年10 月にはカードに加え、アプリをリリース。どこからでもアクセスでき、会員情報の登録までワンストップで完了できる手軽さから、現在ではアプリからの入会者が大半だ。カードとアプリを併用している会員も多い。

モバイル会員は非接触でポイントを貯めることができる

ジョイナスポイントカードの有効会員数は2022 年1 月末現在で約35万人。導入施設の売上高の約半分を、会員が占めている。この4月には相鉄ライフ7 施設と港南台バーズのポイントシステムも統合され、11 施設での運用がスタートする。

利用できる対象施設を11 施設に拡大する「ジョイナスポイントカード」

効果の高い販促施策を企画・実施
アプリではセグメント配信も可能

ジョイナスを運営する相鉄ビルマネジメントでは、ジョイナスポイントカードの運用から得られる日々の購買データをもとに、業種・フロア別の売上動向、利用頻度や買い回り店舗数などを分析。これを月次の販促会議で営業担当者と販促担当者が共有しつつ、販促策の効果を検証、より効果的な施策の企画・実施につなげている。相鉄ビルマネジメント 管理・運営担当チーフ 山﨑弘行氏は「会員情報は、顧客の囲い込みをする上で必要不可欠ととらえています。特にジョイナスのメインターゲットである20 ~ 40代会員については年齢分析を細かく設定し、緻密な情報収集を行っています」と説明する。

会員の属性や利用状況などの正確なデータを示せるようになったことで、テナントの誘致もしやすくなった。

販促策としては、期間中のポイント付与率がアップする「ジョイナスポイント3 倍」や、最大1,000 倍のポイントが当たる「ポイント1,000 倍チャンス!」など、ポイントをフックとするキャンペーンを実施。また、購買客に対し、会計時にレジで、親和性の高い店舗のクーポンを配布して買い回りを促進するといった施策を行っている。

これらのキャンペーンは単に定期的に、あるいは、がむしゃらに実施するのではなく、データに基づき仮説を立てて、実施時期や実施内容を決定。終了後には前回との比較などを含めて結果を分析し、次の施策に活かす。

アプリ会員に対してはプッシュ通知機能を活用。新店舗オープンの際などに案内を送り、来店につなげている。アプリでは会員をセグメントして配信内容を変えることもできるため、効果の高い販促策を打つことが可能。さらにアプリにはクーポン機能も搭載されており、今後はこの活用も進めていく。

運用を支えるトリニティのポイントシステム
高いコストパフォーマンスを実現

ジョイナスポイントカードには、トリニティが提供するポイントシステムが活用されている。山﨑氏は「セキュリティ、操作性、費用対効果などの面から総合的に判断し、採用を決めました。安定した運用ができており、満足しています」と評価する。

既存のクレジットカード決済端末にポイントシステムを組み込むことができるため、新たな端末や設備が不要で、コストを抑制しながら導入が可能。操作性に優れ、経験のない人も抵抗なくデータ分析に携わることができる。

「運用実績が豊富にあるので、他社事例を共有していただけたり、発展的な活用方法を提案していただけることもわれわれの大きなメリットだと感じています」(山﨑氏)

今後トリニティは、新ポイントサービス「VALUE GATE」を活用した販促施策を提案するとともに、データ活用の成果がさらに上がるようサポートを継続する。

■お問合せ先
株式会社トリニティ
〒102-0071
東京都千代田区富士見2-10-2
飯田橋グラン・ブルーム
TEL:03-5205-6486
HP:https://3inc.jp/
https://www.3inc.jp/contact/contact.php

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