2022年5月30日17:45
クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、ECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けているエルテックスは、ECサイトにおけるクレジットカードの不正利用被害を撲滅するために業務提携を開始したと発表した。
近年、クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつある中で、国内発行カードにおける番号盗用被害は2021年には331億円となり、年々増加傾向にある。また不正使用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーかつシンプルに不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっていた。
そのような現状を踏まえ、EC運営事業者がより効率的かつ効果的に不正対策を行う環境を整えるべく、今回の業務提携が実現した。同提携を機にエルテックスが提供するEC/通販総合パッケージ「eltexDC」導入ユーザーは、アクルが提供するクレジットカード不正検知・認証サービス「ASUKA」をスムーズに導入ができるようになる。
「ASUKA」は、カード不正利用対策の1つの手段として用いられることがあった従来の不正検知システムとは異なり、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させ、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現する不正・チャージバック対策ソリューションであるという。