2022年12月22日8:20
JR西日本は、2023年3月18日に開業予定の大阪駅(うめきたエリア)を「JR 西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、その実現に向けて、これまで取り組んできた。さらには、大阪駅(うめきたエリア)をイノベーションの実験場「JR WEST LABO』の中心と位置づけ、新たな価値創造を推進し、経営課題や社会課題の解決に向け取り組んでいくという。
JR西日本では、うめきた地下口改札に導入する「顔認証改札機」について、実証実験を実施する。顔をキーとする新たな「チケットレス認証手法」を検証し、デジタル技術とリアルを組み合わせた、次世代のシームレスな移動サービスの構築に向けた挑戦と位置づけ、顔認証改札機の開発を行った。
大阪駅(うめきた地下口)に設置する顔認証改札機は、近未来を感じさせるデザインと演出を意識しており、ゲートを設けず、同時に入出場が可能なウォークスルー型改札機を設置する。
同顔認証改札機は、大阪駅(うめきたエリア)開業時には、実証実験として導入する。新大阪駅東口改札にも簡易的な顔認証改札機を設置し、大阪駅~新大阪駅間で実証実験を行う。大阪駅~新大阪駅間を含む ICOCA 定期券の利用者をモニター参加者とするそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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