2022年12月28日7:00
みずほ銀行が提供する、キャッシュレス決済サービス 「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」は、2022年12月31日より、デジタル賽銭での初詣企画「スマ詣(すまもうで)」の第1弾を、富山県の越中護国八幡宮・多久比禮志神社・新川神社・蓮王寺にて実施すると発表した。2022年12月31日~2023年1月30日までの期間に、「J-Coin Pay」で初詣等の賽銭を行ったユーザーを対象に、J-Coin Pay内で参拝記念をプレゼントするそうだ。
「J-Coin Pay」は、みずほ銀行が提供する、キャッシュレス決済サービスとなる。お金を「送る」「もらう」「支払う」ことをスマホアプリ上で完結できることに加え、金融機関の預金口座からの入出金により、口座からアプリへチャージしたり、アプリから口座へ現金として戻したりすることができるのが特長だ。2019年3月のサービス提供開始から、約3年半で加盟店は125万箇所を超え、全国170以上の金融機関が参画している。2022年10月には、「ことら送金」とのサービス連携により、J-Coin接続金融機関以外への10万円以下の個人宛送金が手数料無料で可能となっている。
「J-Coin Pay」では、賽銭機能を2020年10月より提供している。利用者の年代別内訳上位は、50代(約28%)・20代(約23%)・30代(約20%)・40代(約20%)の順であることから、家内安全や学業成就といった祈願が決済利用の背景としてうかがえるという。加えて、デジタル賽銭の金額は「5円」が約30%を占めているほか、「888円」のようないわゆる「ゾロ目」や記念日の想起につながる数字の設定も含まれており、現金賽銭における「ご縁」に掛けた「5円」を基本としながらも、デジタル賽銭ならではの動向として自分自身や家族だけでなく恋人やアイドルへの願掛けを込めた形での奉納も、新たな傾向として読み取れるという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト