2023年1月27日7:10
SBペイメントサービス(SBPS)とGlobal Mobility Service(GMS)は、コンビニエンスストアでの自動車ローンの返済と自動的に連携するエンジンの遠隔起動制御解除システムの検証に成功したと発表した。この検証では、ドライバーが自動車ローンの支払いを遅延してエンジンの起動が遠隔で制御された場合に、コンビニエンスストアのレジで請求額を支払えば、すぐに制御が解除され運転を再開できる仕組みが実現可能であることを確認した。GMSはSBPSと協業して、この検証を基にした新サービスの本格的な市場展開を、2023年中に開始することを目指すという。
なお、GMSでは、海外でコンビニエンスストアや電子決済を含む幅広い決済システムとエンジンの遠隔起動制御解除システムの連携を推進しており、フィリピンにおいては、既に現地の約85%の決済システムと連携しているという。GMSが、日本で検証するのは今回が初となる。
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ペイメントナビ編集部
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