2023年7月25日18:17
TISは、web3プラットフォームを提供するフィナンシェと資本・業務提携したと発表した。
TISでは、web3をさまざまな社会空間の1つととらえ、web2.0を含むさまざまな社会空間をシームレスにつなぐ経済圏を統合的にプロデュースし、web3パートナーと共創しながら事業創造を目指している。フィナンシェはトークンエコシステムを一気通貫で実現可能なweb3プラットフォーマーであり、出資を伴う強固なパートナーシップを築くことで、TISの目指す事業創造が実現できると考え、今回の出資に至った。
フィナンシェは、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」をはじめ、NFTの企画・発行支援事業、IEO(Initial Exchange Offering)支援事業などトークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成を支援する事業を展開している。現在、200以上のスポーツチームやエンタメプロジェクト、個人などのトークンの発行・販売、企画・運用実績を有しており、トークンエコシステムの形成・拡張を一気通貫で支援する唯一のweb3プラットフォームの確立を目指している。
フィナンシェとの資本・業務提携により、フィナンシェの持つ、地域・スポーツ軸でのトークンエコノミクスのプロジェクトと、TISが持つ決済機能を中心とした社会システム基盤との連携により、利用者が持つ既存サービスにweb3サービスを付加することによる新たな価値を提供していくという。
具体的には、TISがデジタル技術を駆使し社会課題解決の実現を目指す中、パートナーアライアンスにより、さまざまなweb3サービス(web3コンサルティング、スマートコントラクト開発・監査・運用、NFT発行、トークン発行 等)を提供することでファンコミュニティの構築や地域における関係人口構築を実現するという。また、DAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自立組織)運営、今後国内でも注目されると考えているIEO支援事業などにおいても共創していく。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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