2023年8月9日13:50
ネットスターズは、経済産業省 令和4年度第2次補正「モバイル決済モデル統一規格・海外連携事業費補助金(統一QRコード決済の相互運用に係るシステム構築事業)」に係る補助事業者に採択されたと発表した。
経済産業省では、日本のQRコード決済の統一規格(JPQR)と東南アジアのQRコード決済の統一規格を、今後相互運用できるよう検討を進めている。相互運用の実現において、電文スイッチングや精算を行うシステムを構築、運用する国際スイッチャーが必要であり、ネットスターズは、経済産業省から経費の一部の補助を受けて、かかるシステムの構築に取り組むこととなった。
ネットスターズは、2015年に中国のQRコード決済サービス「WeChat Pay」を日本に初導入した。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を、国内1万5,000社に提供している。「StarPay」は、訪日客が日本での支払い時に自国のQRコード決済サービスを利用できるよう、10か国/地域のQRコード決済サービスに対応しているそうだ。
ネットスターズはこれまでの知見を活かして、安定的かつ継続的なシステム運用を確保しつつ同事業を推進し、日本と東南アジア間の統一QRコード決済相互運用の実現に貢献していきたいとしている。