アキカツと提携して地域金融機関25行を通じて「アキカツローン」を全国展開(オリコ)

2023年10月10日12:22

オリエントコーポレーション(オリコ)は、空き家所有者・地域・事業者・自治体を繋ぐマッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用(アキカツ)と提携し、空き家問題の原因の1つである「空き家購入希望者の資金問題」の解消に資する商品「アキカツローン」を、2023年3月発表比で20行増加の地域金融機関25行を通じて全国展開すると発表した。

また、「アキカツナビ」利用者の利便性向上を目的として、同プラットフォームに掲載する空き家の物件情報のすべてのページにローンのシミュレーションや申し込みができる導線を10月27日より実装する予定だ。

「アキカツナビ」の4つの特徴(オリコ)

空き家購入希望者が年々増加する一方で、建ててから時間が経過した空き家には住宅ローン等が適用されづらいという問題があった。そのため、資金面の課題から購入を断念するケースが少なくなかった。

2021年12月からYouTubeチャンネル「ええやん!空き家やん ちゃんねる」にて購入可能な空き家を紹介し、空き家購入希望者の声を聞いてきたアキカツは、この課題の解消が空き家問題を解決する大きな一手になるとの考えのもと、2023年3月にオリコとの協業により「アキカツローン」を商品化した。

「アキカツローン」では、地域金融機関が同ローンを提供し、オリコが地域金融機関の保証を担う。実績として、2023年6月より「アキカツローン」の取り扱いを開始し、ローンチ直後から利用者からの申し込みが相次ぎ、3か月間で200件以上の申し込みがあったそうだ。

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