2023年10月23日7:20
三井住友フィナンシャルグループ(SMBC グループ)傘下の三井住友銀行(SMBC)および三井住友カード(SMCC)、日本電気(NEC)は、2025年4月13日~10月13日に開催される「2025 年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)」における運営参加「キャッシュレス決済・EXPO2025 デジタルウォレットサービス」にプラチナパートナーとして協賛すると発表した。
SMBC グループとNEC は、国際博覧会として初となるキャッシュレス決済の本格導入に向けて、①会場内施設へのオールインワン決済端末及びタブレット型 POS の提供、②大阪・関西万博独自電子マネー「ミャクペ!」提供、③「ミャクミャク リワードプログラム」の運営プラットフォーム提供、を行う。
SMBC グループは、一台で国際ブランドカード・電子マネー・コード決済などさまざまな決済手段に対応が可能なオールインワン決済端末「stera terminal」「stera mobile」を計 1,000 台、NEC は、さまざまな店舗形態・設置環境に対応する省スペースで耐衝撃性の高い業務用タブレット型 POS「TWINPOS Sx」を1,000台、万博会場内に提供する。これにより日本最大級となる約 60 種類の決済手段を提供し、万博会場内でのスムーズなキャッシュレス決済につなげるという。
「ミャクペ!」は万博会場内での利用のほか、万博会場外では「Visa のタッチ決済」と「iD」に対応した全国の店舗で利用できる、大阪・関西万博独自電子マネーだ(サービス開始は 2024年5月を予定)。また、「ミャクペ!」は「Visa のタッチ決済」に対応しているバスや電車等の交通機関でも利用が可能だ。
「ミャクペ!」や「ミャクポ!(りそな銀行が提供するポイントサービスの愛称)」をさまざまな場所で使う、貯めることで、利用者のステータスが向上、ステータスに応じて「ミャクーン!(SBI ホールディングスが提供する独自 NFT の愛称)」や万博関連のオリジナルサービス・特典等が得られるようになる予定だ(サービス開始は 2024年5月を予定)。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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