2023年11月24日13:10
ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブは、2023年11月8日、広島大学(東広島キャンパス)で昨年に続き、「キャッシュレス社会とクレジットカードが担う役割」について講義を実施したと発表した。
広島大学の「教養としての金融(全15回)」の1つとして開催され、各学部の1~4年生まで100名弱の学生が参加した同講義の目的・ゴールは、①日本の成長戦略に欠かせない 「キャッシュレス」 について、意義・狙い・課題等を正しく理解すること、②クレジットカードのしくみ・功罪を理解し、正しい付き合い方を学ぶこと、となる。講義時間は180分にもおよぶ長丁場となったが、学生はメモを取りながら熱心に講師の話を聞いていたという。
講義は、スマートフォンで疑問点を随時質問してもらい進行したが、学生が興味を持っていたのは、「キャッシュレス決済の重要性・役割」、「リボルビング払いと分割払いの違い」、「フィッシングメールなどの不正利用対策」だった。この3つは、近年、多様化してきたクレジットカードを含むキャッシュレス決済のメリット・デメリットを正しく理解し、利用してほしいという思いから、講師が同講義の中で一番伝えたかったことだったという。また、多くの学生はすでにクレジットカードを保有していたというが、「クレジットカードの国際ブランドや保有するメリットが知れて参考になった」、「海外留学する際におすすめのクレジットカードは何か?」などのコメントや質問もあったそうだ。
当日は、歴代のダイナースクラブカードやメタルカード(金属製)のサンプルを教室に展示。休憩時間や講義終了後、実際に手に取り、見てもらった。とくにメタルカード(金属製)への興味・関心が高く、プラスティックカードの約3倍の重みを実感してもらったそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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