2011年4月23日9:00
個人情報盗難は11年連続で米消費者最大の悩み、という調査結果が米連邦取引委員会から発表された。
Javelin戦略研究所の調査では、2010年だけでID盗難の被害者は800万人を超える。犠牲者がID盗難を処理するのにかかった平均時間は33時間、費用は610ドルになる。
オンライン利用者は年々増加しているが、Amexはこういう消費者の不安を解消するため、ID防止プレミアム(ID Protect Premium)を開始した。総合的なID盗難防止サービスである。
サービス内容は以下のとおり。個人情報に関するブラックマーケットのチャットルームの継続的監視。個人信用情報機関のクレジットプロファイルの変更を毎日監視。不正ソフト防止のNortonインターネットセキュリティ利用など。
現在キャンペーンとして初月1ドルでID Protect Premiumを提供している。費用はAmexのほか、MasterCard、Visaでも支払うことができる。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。