2023年12月13日12:25
京王電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは、「タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等」および「QRコード」を活用した乗車サービスに関する実証実験を、2023年度中に一部の駅にて、2024年度内に全駅を対象に開始すると発表した。対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardは順次追加予定だ。
京王電鉄は、移動需要創出を通じた地域活性化を図るため、高尾山をはじめとした沿線の観光地・施設への移動に便利な各種企画乗車券の発売を行ってきたという。また、MaaSサイト「TAMa-GO」において移動手段と目的をセットにしたデジタルチケット「まるっとTAMa-GO」を2023年8月に発売するなど、デジタル技術の活用にも積極的に取り組んでいるという。
今回、鉄道をはじめとする公共交通利用において、新たな乗車サービスを提供することを目的として、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を活用したタッチ決済及びQRコードを活用した乗車サービスの実証実験を実施する。また、一定の利用条件を満たすことで、利用後に割引を適用する企画乗車券のようなサービスを予定しているという。
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